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プロがおすすめ住宅の壁紙メーカーをご紹介

自分好みの空間づくりのために、内装仕上げの壁紙は重要な役割を果たします。部屋の印象を大きく変えるだけでなく、居心地の良さはもちろん消臭、調湿など機能性も向上させることができます。壁紙は年々進化しており、繊細な色使いが豊富になっていてカラーコーディネートのバリエーションも多彩です。

この記事では、誰でも知っている有名メーカーをはじめ、普段から新築、リフォーム、模様替えなどで採用しているおすすめメーカーをご紹介します。あなたのお気に入りの壁紙メーカーを見つけるための参考にしていただければ幸いです。

おすすめ壁紙メーカー5選

多くのメーカーがそれぞれ魅力的なデザイン、カラーの壁紙を提供していますが、その中でも特におすすめする壁紙メーカーは次の5つです。お手頃なものから、ハイグレードなものまでバリエーションが豊富な点が特徴です。

サンゲツ

サンゲツは壁紙メーカーでは最大手といってもよいでしょう。展開するシリーズの種類も豊富で、素材づかいにもこだわるハイグレードな壁紙から、安価な普及版までどのグレードにも対応できるメーカーです。

個性的な柄のものや、素材感があるもの、高級感を演出したいものなどグレード感のある壁紙はサンゲツの得意としている部分ではないでしょうか。

とりあえず、ではないですが、サンゲツのカタログの中からなら、洋室でも和室でも候補となる壁紙が見つかることが多いです。

ハイグレード壁紙もたくさん揃えていますので、一目ぼれした壁紙が実際にはとても高価だった、ということもあるかもしれません。念のため、お目当ての壁紙の下の方に記載してある設計価格を参考にするとよいでしょう。

サンゲツが2024年現在に提供している主な壁紙シリースは次の通りです。

  1. カゲトヒカリ:隈研吾×サンゲツ
  2. 2021-2024 エクセレクト
  3. 2021-2025 フェイス
  4. 2024-2027 リザーブ
  5. 2023-2026 ファイン
  6. 2024-2027 リフォームアップ
  7. 2023-2025 SP
  8. モリス クロニクルズ
  9. 2022-2025 掲示板クロス

ハイグレード壁紙が多く掲載されているのはエクセレクト、安価な普及版がSPになります。ヨーロピアンなスタイルをイメージしている方にはモリスシリーズもおすすめです。

サンゲツ:壁紙カタログ

シンコール

シンコールも壁紙の有名メーカーとして知られています。サンゲツとともに住宅で採用する機会が多いです。

サンゲツよりも少しだけ展開するシリーズは少ないですが、いろいろな空間で使えるバリエーションの豊富さがあります。

ハイグレード壁紙にも力を入れており、ウォールプロの柄シリーズは個性的で興味深い壁紙が揃います。カラーも素敵でなんとかしてどこかに使えないだろうか、と思わせるクオリティ。最近のトレンドでもある、グレー系やベージュ系などの繊細なニュアンスカラーも気になるメーカーです。

シンコールが2024年現在に提供している主な壁紙シリースは次の通りです。

  1. 2024-2026 TOPMODE
  2. 2024-2026 リフォーム上手
  3. 2024-2026 ビッグエース
  4. 2024~   ウォールプロ無地
  5. 2024~   ウォールプロ柄
  6. 2023-2025 エスエルプラス
  7. 2023-2025 ベスト

ハイグレード壁紙が多く掲載されているのはウォールプロ、安価な普及版がエスエルプラスになります。

シンコール:壁紙カタログ

リリカラ

リリカラもサンゲツ、シンコールと並び、住宅の壁紙選びでは押さえておきたいメーカーです。バリエーションも豊富に取り揃えており、同じ無地でも風合いや色使いがメーカーごとに微妙に異なるため、無地カラーを選ぶときでも、リリカラをぜひチェックしてほしいです。

もちろん、柄物の壁紙もありますし、消臭など機能的なものも展開しています。

リリカラもインポートセレクションとしてウィリアム・モリスの壁紙を提供しています。サンゲツとは微妙に異なる柄や色合いもありますので、ヨーロピアンスタイルを検討している方は、こちらもおすすめです。

リリカラが2024年現在に提供している主な壁紙シリースは次の通りです。

  1. 2022-2025 ライト
  2. 2024-2027 V-ウォール
  3. 2024-2027 らくらくリフォーム
  4. 2023-2025 リリカラXRクロス
  5. 2021-2025 XBクロス
  6. 2023~   リリカラインポートセレクション

安価な普及版はリリカラXRクロス、住宅で採用されるのが多いのはライトやV-ウォールになります。

リリカラ:壁紙カタログ

ルノン

繊細なカラー展開と洗練された素材感が印象的なルノンは、最近ファブリックメーカーで知られるスミノエと統合されました。スミノエもセンスよいファブリク生地を表現するのが得意なメーカーですので、ルノンとは相思相愛と思えるような印象です。

ルノンは壁紙の素材感や色使いが洗練されている感じがします。ほかのメーカーで決めきれなかった、または少しかわった機能の壁紙に興味があるなど、ほんの少しこだわりと個性を演出するのにおすすめなメーカーです。

ルノンが2024年現在に提供している主な壁紙シリースは次の通りです。

  1. 2023 ルノンホーム
  2. 2022 ルノンフレッシュ
  3. 2024 ルノンリフォームプロ
  4. 2024 ルノンマークⅡ Vol.25

安価な普及版はルノンマークⅡ、一般的な壁紙ならルノンホーム、ルノンフレッシュがおすすめです。

ルノン:壁紙カタログ

東リ

個性的な柄の壁紙や、ほかとは少し違う壁紙を選びたい方には、東リもおすすめです。

素材感たっぷりなハイグレード壁紙から、安価な普及版までバリエーションの豊富さはサンゲツ、シンコールなどにも引けを取りません。

ほかのメーカーとの差別化が明確になっていて、選ぶのが楽しくなるような魅力的な壁紙がたくさんあります。

大理石や木目をリアルに再現したリアルデコシリーズは、少し離れたところからなら本物と見間違うようなクオリティの高さです。

気になる壁紙が見つかったら、小さいサンプルではなく大きなサンプルを取り寄せて、直に再現性を確かめてほしいです。もちろん、くすみ系のトレンドカラーも充実しています。

東リが2024年現在に提供している主な壁紙シリースは次の通りです。

  1. 2024-2028 東リ グランウォールコレクション
  2. 2024~   リアルデコ Vol.7
  3. 2024-2027 DECOPOWER
  4. 2024-2027 DECOPOWER SELECT
  5. 2024-2026 VS
  6. 2024~   アースウォール

安価な普及版はVS、ハイグレード壁紙が揃うのはグランウォールコレクション、リアルデコになります。

東リ:壁紙カタログ

壁紙選びのポイント

新築、リフォームなどで、施工店にコーディネーターやデザイン担当がいない場合は、自分で壁紙を選なければならないケースがあります。

上述で紹介した通り複数のメーカーがあり、それぞれ異なるシリーズのサンプル帳が存在します。このような中から壁紙を選ぶ際のポイントをご紹介します。

サンプルの表面に触れて風合いを確かめる

気になる壁紙のサンプルは、色合いだけではなく、直に表面に触れて風合いを確かめましょう。

つるつるとなめらかっだり、ざらっとして塗り壁のようだったり、ひとつひとつ異なります。マットなのか、艶があるのかでも仕上りの雰囲気は変わりますので、かならず触れてみましょう。

小さいサンプルから仕上がりをイメージ

サンプル帳にある壁紙は、5cm程度の小さなものです。しかし、実際に施工する壁はもっと大きな面積です。小さいサンプルから施工された完成シメージを想像しなければなりません。

失敗しがちな例のひとつは、サンプルよりも色が薄いと感じるケースです。小さい面積より、大きな面積に貼ると少し色が薄く感じられる傾向があります。

また、柄物の壁紙の場合で、サンプルでは一部の柄部分しか確認できなかったため、大きな面積に貼ったときに、イメージよりも華美になってしまった、というケースもありがちです。

くすみ系などニュアンスカラーや淡いペールカラーで選びたいとき、柄物の壁紙を選びたいとき、「少し不安だな」と感じたら、サンプルより大きな見本を取り寄せて確認することをおすすめします。

できれば自然光で確かめる

サンプル帳は自然光、または昼白色の照明下で確かめましょう。電球色など赤い灯りの下で確認すると、実際の色味とは違った印象にみえることがあります。

直射日光が当たっている場所でのサンプル確認もあまりおすすめできません。できるだけ自然な光で確認しましょう。

設計価格を確認する

壁紙はグレードにより価格が異なります。ひとつのサンプル帳の中で一般的なものからハイグレードまで網羅されていることもあります。

気に入ったからと何気なく選んで、知らずに後から追加請求が来た・・・というケースも少なくありませんので、念のため、サンプル下に記載された設計価格を確認することをおすすめします。

適材適所に配慮する

壁紙の中には、撥水タイプや消臭タイプ、キズに強いタイプなど機能性を持ったものもあります。

水に強いタイプなら、洗面所やトイレなど水回りに適していますし、消臭タイプならペットを飼育している方におすすめできます。

とはいえ、洗面所に使うのは撥水タイプのみということでもありません。ある程度の耐久性を持つ壁紙が多いですから、水回りに使っても問題なさそうか、直に触れてみて確認してみましょう。

濡れたらシミができそう、質感が変わりそう、という感じがあれば、避けたほうがよいと判断してください。

最新のサンプル帳から選ぶ

一般的に、サンプル帳が変わるのは2~4年ごとです。サンプル帳の「2024-2027」の部分は商品を扱う期間の目安です。

期間が経過すると商品の在庫は確約できないこともあるため、古いサンプル帳で選ぶと施工段階になって在庫がない、ということにもなりかねません。壁紙のサンプルは最新のものから選んでおくと安心です。

まとめ

数ある壁紙メーカーの中で特におすすめする5つのメーカーをご紹介しました。住宅の新築、リフォーム、リノベーションにおいて選びやすいバリエーションと品質が揃うメーカーです。

これから壁紙を選ぶ際には、ぜひこの記事を参考にしながら、お好みの空間イメージが叶うカラー、デザインを見つけてください。

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