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パナソニックフローリングと階段材の色を選ぶポイントは?

フローリングや階段材、建具など木部の内装材を選ぶときに、同じメーカーで揃える方も多いでしょう。確かに、同じメーカーであれば、はじめから似合う組み合わせが用意されているケースがあり、微妙な色違いを避けられる可能性が高いです。とはいえ、フローリングの種類はたくさんあっても、階段材や建具の種類はそこまで用意されていないことがあります。

色違いを避けるには、どのように内装材を組み合わせていけばよいか、パナソニックで実際にご提案したときの事例を参考にポイントをご紹介します。

木部の内装材の種類

木部の内装材といえば、まずはフローリング(床材)です。無垢材を好む方もいれば、積層で作られている建材のフローリングを選ぶ方もいるでしょう。積層といっても、最近は木目も本物に近い質感になっているものも多いです。

フローリング(床材)の他には、階段材、窓枠材、窓台材、巾木材、建具、廻り縁などが主な木部の内装材です。

全ての内装材を同じようなカラーを選ぶ選択肢もありますが、どのようなスタイルの空間にするかによって、窓枠・窓台・巾木・建具・廻り縁はフローリング(床材)と色を変えることも多いです。たとえば、「巾木や建具は白にする」などです。

フローリングと階段材の選び方

多くの場合、統一感を出すためには、フローリングと階段材を同じような色を選定します。ただし、先述でも触れた通りフローリングの種類ほど、階段材の種類は多くありません。そのため、階段材は選定したフローリングにもっとも近い色、樹種をサンプルで確認して決めることがポイントです。

以前、新築戸建て住宅のコーディネートをお施主様からご依頼いただいた際、工務店さんとの打ち合わせで内装材はパナソニックが指定されました。

お施主様のお好みの雰囲気は、ナチュラルでやさしいグレージュ系、木部の色は薄めとのことで、工務店さんがなんとなく選んでいたのが床材はパナソニックベリティスのミスティグレー色で、建具はブルーグレーオーク柄でした。

出典:https://panasonic.jp/

確かにグレー系ではあるのですが、ミスティグレーの床とブルーグレーオークの建具を組み合わせた空間は、少し「寒々しい」「クールな雰囲気」を感じました。階段材との組み合わせも難しそうです。

そこで、ふんわり優しい雰囲気にトレンドのグレージュ系を取り入れた組み合わせとして、ベリティス床材の「カームチェリー」に階段材は同じベリティス階段材「カームチェリー」、建具はクラフトレーベルシリーズの「しっくいホワイト」、巾木も「しっくいホワイト」をご提案しました。

出典:https://panasonic.jp/

こちらのケースでは、階段材にカームチェリーがありましたが、ショールームで何度もフローリングと階段材の色の雰囲気を確認して選びました。やはり、カタログと実物サンプルでは雰囲気が違うこともあるため、サンプル確認は重要です。

パナソニックの例としてご紹介しましたが、朝日ウッドテック、ノダ、ウッドワン、大建工業、永大産業などの有名建材メーカーの場合であっても、基本的にはフローリングと同じシリースで統一する、シリーズがない場合には、近似色から選ぶことで内装材の色がちぐはぐになることを避けられます。

まとめ

内装材を選ぶ際には、好みの空間イメージを参考にしながら選定し、実物サンプルを取り寄せるまたはショールームで確認することをおすすめします。特にフローリングは大きな面積を占める素材であるため、後悔しないように安易に決めることは避けましょう。統一感のある空間づくりの参考にしていただければと思います。

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