織り、塗り、紙、土、竹など日本古来の素材で作られる伝統工芸品を、デザインとして取り入れる提案を発信している京都アンプリチュード。先日、インテリア勉強会としてショールームとマテリアルライブラリーを見学してきました。
京都アンプリチュードは、代々受け継がれてきた日本の伝統的な技術・文化に光をあてることにより、現代のライフスタイルに溶け込む新たな価値を創出、発信することを目的とした地域商社です。京都が育んできた文化と培われてきた審美眼を活かし、新しい発想やデザインを、住宅をはじめホテル・飲食店などさまざま空間にご提案されています。

1階ショールームは、和傘の技術で作られた古都里の照明が。普通サイズのペンダントライトはコイズミ照明にも取り扱いがありますが、こちらはオーダー製作品です。天井まで届く竹のオブジェとの雰囲気が素敵でした。

ショールームの壁面一杯に並べられていたのは、西陣織をはじめとする織や染めのサンプル。西陣織とはいっても、古典的な文様だけではなく欧米デザインを取り入れて現代のインテリアにフィットしています。

2階はマテリアルライブラリーになっていて、箔や瓦、漆、竹細工など実際の素材の実物を見ることができます。鮮やかな色使い、複雑な陰影、素朴なカタチなど、素敵なものがたくさん展示してあり、かなり楽しめる空間です。

上記は漆仕上なのですが、白い部分は卵の殻を貼り付けているそうです。ひび割れは自然に起こる化学変化のようなもののようで、同じものが二つとできないオリジナルとのこと。

漆を塗るときのお道具も展示してありました。漆の工程はとても多いと聞いています。いろいろな漆仕上が展示してあり、職人さんの技術には驚くばかりです。

こちらは瓦素材のプレート。ホテルにも数多く使われているそうです。右側のデザイン瓦はどこかのホテルのお部屋プレートとして見かけたような・・・・・・。

こちらは竹細工。上段は竹を縦にスライスしたものを並べています。モダンな雰囲気がとっても素敵ですよね。左はカラーガラスをはめ込んで日本的ステンドグラスのような印象です。このままアートとして壁に掛けてもよさそうです。

こちらは、唐紙です。建具以外でもアートとして素敵な文様がたくさんありました。
京都アンプリチュードは、オーダーメードのご依頼が多いため、費用もさまざまとのことでしたが、物によっては100万円以下でもオーダーできたり、面積・大きさによってはそれなりに費用もかかるとのこと。ただ、伝統工芸の技術を用いて作られるたった一つのオリジナル品として考えたときには、完成したものを拝見すると納得できる費用感ではないかと思いました。
ショールーム&マテリアルライブラリーは、設計者やコーディネーターが、お客様との素材選びによく利用されているようです。普段は手に取る機会のない素材がたくさんあります。ご興味のある方は一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
京都アンプリチュード株式会社
https://amp-kyoto.co.jp/










